練乳入りダブルネーム

コーヒーは専らブラックである。砂糖もミルクも入れない。
以前住んでいたシリアではカフェイン系飲料にびっくりするくらい砂糖を入れる習慣があって、紅茶もコーヒーもシロップみたいな味だった。お猪口大のガラスのカップに紅茶を入れ、ティースプーンで砂糖を山盛り一杯、二杯は当たり前。飽和状態になって砂糖溶けなくなるんじゃないかってくらい砂糖が投入されていた。コーヒーもまた然り。エスプレッソくらいのカップに砂糖水で煮出したコーヒーが注がれる。おいしいのだが、それはそれは甘い飲み物だった。「郷に入れば若林豪」な私はそんな紅茶やコーヒーを親切なアラブの方に勧められるままに飲み、その結果半年で5キログラムのウェイトアップ(という名の肥満)に成功した。
その反動で現在コーヒーには一切砂糖を入れなくなった。日に大抵1杯飲むが、間違いなくブラックである。喫茶店でもブラック、山頂でもブラック、コンビニエンで買う缶もブラック。
が、しかし、今日の昼食後に砂糖入りのコーヒーを買った。しかも練乳入り500ミリリットルのペットボトル。白砂糖に換算して60グラム(大さじ4杯)くらいの砂糖が入っていると思われる代物だ。
二口ほど飲んでみた。甘い、案の定甘い、ぬったりと甘い。うわあこりゃ、とても飲めたものではない。真冬に吹きっ曝しの用水路でお菜洗いしたあとでなら美味いかもしれないが、この温暖化した春に食後の一杯として飲むにはあまりにも甘い。すぐに飲むのをやめてペットボトルに蓋をした。
なんでそんな甘ったるいコーヒーを買ったのか?
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世界のMaxさん、ついにジョージアまで味方につけていた。うわあ。