発表前の重要な準備

いよいよ結婚式(2次会)での演奏が2日後に迫った。大好きな友人の大切な大切な日に演奏させてもらえる。こんな光栄なことはない。本番に向けて、最も大事な準備をすることにした。それは・・・
『衣装合わせ』
以前の日記でも書いたとおり、今回の2次会は仮装パーテーなのである。仮装ときたらウクレレパンクスたるもの、ロックンロールな格好をしていかなければいけないというものだ(誰も決めてないけど)。
さて、どうしようか。
まず思い浮かんだのは「鋲付き革ジャン+皮パン+安全靴+モヒカン」というコテコテのパンクスタイル。インパクトは抜群だ。しかしながら晴れの席に全身黒尽くめでは縁起が悪いし、酔った勢いでピストルズばりに「No Future!」とか叫んでしまった日には大顰蹙である。よって却下。
次に思い浮かんだのはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリー氏のステージ衣装。シンプルでお金が全然かからなくて、インパクトはコテコテパンク以上。しかしながらこれもNG。なぜなら間違いなく変体扱いされるからである。そもそも仮装じゃないし。え?どんな衣装かって?いや、そもそも衣装じゃないんですよ。すっぽんぽんで股間だけウクレレで隠すという・・・・・・却下。
最後に思い浮かんだのがプレスリースタイルである。テカテカの真っ白な衣装は慶事にぴったり。そして袖には手首から脇にかけて無意味なヒラヒラ、胸毛、もみ上げ、グラサン、リーゼントと、アピールポイント満載でインパクトも十分。これぞロックンロールの王道中の王道、ベタ中のベタ、ベタジーニ(奥さんは友達のお母さん)。早速最寄のド☆ンキホーテに行き、衣装を購入した。3週間前の話である。
今日、着付けてみた。よし、大きすぎず小さすぎずちゃんと着られる。次にサングラスもつけてウクレレを弾いてみる。演奏には影響なさそう、いいぞ。ウクレレを持って鏡の前に立ってみた。
びっくりするくらいの阿呆が映っていた。思わず写真を撮った。
あまりの衝撃に肝心のウクレレ練習に身が入らなくなってしまった。当日大丈夫なんだろうか。友人の晴れの舞台だというのに、我ながら先が思い遣られる次第である。

追伸:この日記、当日出席される方もご覧になっているので式が終わるまでは写真を載せません。見たい方はご一報ください。敬具。