結婚おめでとう

友人アンナさんの結婚式2次会にて演奏してきた。
新郎新婦の趣向で婚礼の儀は神前白無垢、神社から近くのお城まで人力車で移動して披露宴という和趣あふれる式だったとのこと。
2次会は打って変わってイタリアンにて仮想パーテー。プレスリーの衣装にて参加した僕は、会の途中で3曲演奏させていただいた。

  • 『I can't help falling in love with you.』

格好がプレスリーなので登場用にプレスリーの名曲。一番だけちょこっと。

  • 『Do you wanna dance?』

ラモーンズの曲。”Do you wanna dance?”のところで参加者にコール&レスポンスをしもらうことで盛り上げていただいた。

  • 『歩く花』

アンナさんから演奏依頼をもらったとき、絶対に演奏してあげよう!と思った曲。
アンナさんにあったのは10年近く前の話。会う前特につながりがあったわけではなかったのに向こうから話しかけてきてくれた。その後お互い住む場所も学校も仕事も別々だったけれど、時々会ってお互いの夢の話をした。悩みも話した。僕にとっては妹みたいな存在だった。
10年前はホント少女だったのに、彼女は資格を取って、海外生活にも果敢に挑んで、常に明るくって、いつの間にかきれいな女性になっていた。そして素敵な旦那さんを見つけていた。ウクレレ・サムシングへ行く特急電車の中で、二人の出会い、新しい生活への希望をうれしそうに語るアンナさん。もう、眩しくって眩しくって・・・初めて会ったときは蕾で、まだまだ蕾だとばかり思っていた。けれどこの10年、僕が部屋でぼけーっとしている間にアンナさんはお日様の光をたくさん浴びて、いろんな水をとりいれて、しっかりきれいな花を咲かせていたのだ。
だから依頼をもらったとき、歌うなら『歩く花』しか考えられなかった。

ガードレールを飛び越えて センターラインを渡る風
その時 その瞬間 僕は一人で決めたんだ
今日からは歩く花 根っこが消えて足が生えて
野に咲かず 山に咲かず
愛する人の 庭に咲く

嬉しいです。
幸せな雰囲気の中で演奏させてもらうことが出来、とてもいい気分でした。
Ryoさん、アンナさん、いつまでもお幸せに、ピース!

  • 追伸

会場にて別の友人から結婚式での演奏のオファーをもらいました。またお店の方と話をして、演奏会の開催したい場合には是非どうぞ、ウクレレ仲間も連れてきてくださいね、と言ってもらいました。嬉しい限り。

  • 追伸その2

プレスリーの格好をして知らない人たちの中でもくもくと食事するのはものすごく恥ずかしかったです。凡そ人間には耐えられません。やっぱり「プレスリー宇宙人説」は本当だと思います。

PAN

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