ライヴ後にあったこと

ウクレレ・サムシングが終盤に差し掛かったとき、ちょっと涼もうと店の外に出ようとした。
ドアの方に目をやると、そこに居たのはスーツ姿でハンチング帽を被っている男。ん?あの帽子、どっかで見たことがあるような・・・

あっ!!!!
Maxさんだ!!
なんとなんと、世界に名を馳せるウクレレパンクロッカー、Maxさんが応援に駆けつけてくれたのだった。仕事で忙しいのにもかかわらず、しかももうライブが終わるころだとわかった上で、私たちに会うためだけに来てくれたのだ。もう、思わずがっちりと握手。
ライブ終了後、みんなで飲みに行った。
ウクレレを通じて知り合った仲間って本当に不思議だ。住んでる場所も年齢も仕事も違うのに、まるで同級生に会っているような感覚で話が出来てしまう。この人見知りの私が。この席でもMaxさん、まのすさん、遊の字さんの3人とは初対面、なのに話の途切れることが無いばかりか、終始笑い通し。不思議だなあ。でも、嬉しいよなあ。
さて、生Maxさん。正直言うと会う前は「危ない人なのかなあ」と思っていた。だってウクレレ弾きながら段ボール蹴るし、腹筋するし、ヘルメットに譜面台くくりつけてるし。ところが実際会ってみると実に面白い人で、レノンハウスで会ってから飲み屋で乾杯するまでの間にはすっかり打ち解けた。やっぱりウクレレロッカー同士、一杯目のビールを飲み干す頃にはお腹を抱えてゲラゲラ笑っていた。
楽しい時間はあっという間、気がついたら終電の時間。ひでさん夫妻、た〜ちん、遊の字さんと再会を誓って新宿で別れた。
で、
まだ終わりじゃなかった。
残ったまのすさん、Maxさん、私の3人でもう一軒行き、軽く飲むこと30分余。信じられないことが起きた。
新宿東口から出てきた人、それは、

Bosko & Honey!!!!
彼らはウクレレで素敵なハーモニーを奏でるオーストラリアのユニットで、現在”Ukulele Safari”というシリーズものの動画をYouTubeに連載している。このUkulele Safari、世界中のウクレレミュージシャンにBosko&Honeyが会いに行くという企画。

以前ここで紹介したとおり、一人目はMaxさんだった。それでMaxさんが今日のことを二人に話したところ、「ぜひMaktabに会いたい」と新宿まで足を運んでくれたのである。
BoscoもHoneyも底抜けに明るい人で、これまたあっという間に打ち解けてしまった。気がつけばみんなで肩を組んで笑顔で記念撮影。
そして私たちのために演奏まで披露してくれた。Samidareという曲。

うわあなんかもう、夢みたい!
二人はこれからNew Yorkに行き、世界をぐるっと廻った後で9月に日本へ戻ってくるとの事。その時の再会を約束してくれた。長野にも来てくれるって!待ってるよ!
日付が変わる頃、解散した。
ホテルについて、今日一日であったことを振り返り、その時の気持ちを残そうと思った。
それが20日に書いた日記。
本当に楽しい1日だった。ウクレレやっててよかったなあ。
ピース!