子ブタ君復活

マイアンプを修理した。

修理したのはDan Electro社のHoneyToneというミニアンプで、その見てくれから通称「子ブタ」とよばれている代物である。RisaのUke-Solidを購入した時におまけで付いてきた。デザインがいいだけの玩具かと思ったら意外と大きな音が出るしエフェクトをかけることもできて実用性が高い。それで飲み会や誕生日会・お別れ会などの余興に使って重宝していた。
それがある日突然鳴らなくなってしまった。電池やケーブルを換えたが効果なし。分解してテスターをかけて見ると電気は全部通っている様子、でも鳴らない。そこで親父の知り合いの電気エンジニアへ修理を依頼、昨日頼んで今日戻ってきた。

エンジニアの方曰く、コンデンサの半田に不良があったとのこと。詳細はよくわからないがともかく半田を直してもらい、不良部品も交換してもらった。
さっそくウクレレをつないで電源を入れてみる。すぐさま「キーン」というハウリングの音。おお、子ブタ君が直った!

嬉々として『ダニー・ゴー』とか『ジェニー』あたりを掻き鳴らしたい気持ちに駆られたがそこはぐっと我慢の子。なぜなら時間は既に24時近くだったので近所迷惑になっちゃいかん。週末にいっぱい弾こうと決心し、そっとウクレレを置いた。
こういう物を直せる男はかっこいい、と思った。