道楽者の生活記録

今日は早起きをして馬佐岡さんと待ち合わせの場所で合流した後、高速道路をパジェロジュニアで走り、峠の先の里まで行った。麓のスパーで静岡産の苺と大塚製薬製のポカリスウェットを購入し、店のばあさんと話をした。ばあさんは聞いてもいないのに娘が京都の大学へ行ったことや、周辺の商店へ軽トラで配達を行っていることを話した。山へ行くと告げたら「まだマムシは出ないから大丈夫だよ」と教えてくれた。いいばあさんだな、娘さんが都会に出たっきり帰ってこなくて寂しいのかな。
幅の狭い林道をゴンゴンと登り、ちょっと迷いながら登山道入り口へ到着。先客の車があった。案内板の指す先へ進んだら枯れ沢なのか道なのかわからないような上り坂を進むことになった。木に縛り付けてある赤い紐を目印に登ると鳥居を発見。そのあと尾根道を1時間ほど登って山頂に着いた。苺やお汁粉やコーヒーをしばし愉しんで下山。倒木を使ってスティーブン・セガールの真似をしたり、巨大な岩の上でポカリの喇叭飲みをしたりしながら麓へ戻ってきた。先客の車はまだあった、だが山では会わなかった、迷ったかな?
麓の集落で腹が減ったので蕎麦を食い、隣の物産市で饅頭や蕎麦茶、やしょうまを買った。向かいの保養施設で風呂を浴び疲れを癒した。会う人会う人声をかけてくる。この里はどうもうちの周りより人の気質が温かいようだ。
高速道路を戻り、馬佐岡さんと一緒に街へ行った。山関連の商品を専門に取り扱う商店へ行くためである。山商店では「春山祭」と銘打って売出しが行われていた。登山靴を店員に選んでもらい購入したほか、安売りしていたシャツ、アンシャツ、帽子、湯呑みステンレス椀などを買った。
山ほどの荷物を抱え帰宅したのは夕方16時半。蕎麦茶を飲み、饅頭を喰らい、やしょうまを焼きつつ「そういや明日は花祭りだなあ、お釈迦様が生まれた日だなあ、あっ砂糖醤油でやしょうま食べたらおいしいかも、くっくっく」なんてことを思った。
一休みしてまた腹が減ったので夕飯を食い、巨人vs阪神戦を終わりまで見た。一日が終わった。楽しいなあ、楽しいなあ。これで彼女がいればなあ、って、うわあ俺ってば典型的なもてない男、現代人のサラリーマン。