関ゲルドライヴ

半年ぐらい振りだろうか、奇跡の定時退勤。さらに帰り際に関ゲルと久々の遭遇。滅多に無い機会なので男二人ちょっとドライブすることに。
タミヤ 1/32 ミニ四駆 No.11 スズキ ジムニー 19011
まずは関ゲルの借りていたDVDを返しにレンタルビデオ屋へ。途中結婚した友達の新居前を通りかかる。
関「おっ」
巻き「おっ」
関「行っか?ピンポンダッシュすっか?嫁さん帰ってきてねぇじ」
巻き「行っか?」
呼び鈴を鳴らし防犯カメラの前で阿呆面して喜ぶ30歳目前の男二人である。しばらくして所帯持ちの勤勉な30歳目前が玄関を開けてくれた。
友「おっ」
関・巻き「おっども〜」
友「何してるだ?」
関「ちょっと通りがかったで呼んでみただ。そんだけだだよ」
友「ほー、これからどこ行くだ?」
関「ちょっとこれからゲルゲまで」
友「はぁ?」
関「ゲルゲでレンタルビデオ返す」
友「どこだよゲルゲって・・・」
巻き「ん?ゲルゲせゲルゲ」そこへ奥様の車が帰ってきた。
巻き「やべ、ゲルちゃん帰ってきた」
関「やべ、逃げりや」
巻き「やべ、じゃ〜ね〜」
友「・・・・」
関・巻き「どもどもどもども〜」

ゲルゲでDVDを返しもぐら叩きで遊び缶コーヒーを飲んで稲中卓球部のガチャポンをやり駐車場でジムニーを物色した。
ここしばらく、どんなジムニーを買えばいいかについて関ゲルに色々アドバイスをもらっていた。関ゲルは元ジムニー乗り、しかも2気筒の板バネ車で相模の山を走り抜けたツワモノである。こんな風に身近に気楽に相談できる師匠がいるのは本当にありがたい。
というのもジムニー乗りはどうも本職っぽい人が多くて大抵話しかけづらいのだ。窓の取替えの話をしてるのかと思って聞いてみたらドアの付け替えの話だったり、雪山レース大会に誘ってきたり、とてもじゃないが怖くて相談なんかできない。すごい車高高い車とか勧められるんじゃないかとびくびくしてしまうそんなわけで相談相手はもっぱら関ゲルである。
色々と検討を重ねてきたけれど年式の新しいものがやはり良さそうだ。なぜかというと、ジムニーは新しければ新しいほど悪路走破性や「運転する・いじくる喜び」が落ちるみたいだけど、反面スピードと快適な居住性が得られるからである。あとなんだかんだで3人以上人を乗せることもある。一応ジムニーは4人乗りだが、旧車はリアシートが申し訳程度にしかついていないので実際には2名しか乗れない。「スピード?居住性?んなもんジムニーに求めちゃいけねってこと!」とジムニー乗りの人たちに起こられてしまいそうな理由ばかりであるが、私の用途を考えると今の型が良さそうである。
巻き「あのさ」
関「うん」
巻き「やっぱりJB23かJB33ってもんだな」
関「・・・きたきたきたきたきた〜、ついにす巻きもジムニーの型番言うようになっちまった!」
巻き「自分でもびっくりだわ。のわっはっはっは」
関「のわっはっはっは」

悪路情報もいろいろ交換した。ちょっと今は雪で危ないけれど春になったらいろいろ走れそうである。ジムニー購入したら皆で悪路パトロールに行こうということで決定。さあ、貯金貯金。