巻きタブ 自宅録音シリーズ1

やれ善悪の基準がどうしたやれコミュニケーションつーのはそもそもこれこれ云々などとのたまって結局恥ずかしがって電話をできない私ですが、ウクレレ弾き語り風景を撮影して友人知人に贈りつけるのには何の抵抗も感じないのであります。
大体素人が自分の唄を録って他人に披露するなんてのは愚の骨頂であります。自分の唄を録音して自家用車でエンドレスに流してしまった日には、聴いていた自分の子供は「世のお父さんというのは自分の歌った唄を車で流すものなのだ」と間違った世界の認識をしてしまいかねません、まあうちの父のことですが。
しかし血は争えませんなあ、愚の骨頂つまり愚かという山のてっぺんに立って私は1人でムービー写メールに自らを写し、ノリノリで歌ったわけであります。そして何人かに無理矢理と送りつけた次第です。
そう言えば高校3年の夏、文化祭を目前に私は「文化祭PR放送」を近隣の高校に向けて発信すべく放送室で録音しました。「県知事(当時)が文化祭をPRする生徒会役員に対し失言を繰り返す物真似」という内容、BGMがローリングストーンズというひたすらに自分1人だけが楽しい作品で他校のお昼休みに花を添えたわけですが、考えてみたらこのメンタリティ、今もってまったく変わってません。もう結婚して子供がいてもおかしくない歳だってのに、ねえ。
YouTubeみたいな動画配信サイトに乗せようかとおも思ったのですがさすがにそんな演奏レベルじゃあないだろうということで、昔からウクレレのことに興味を持ってくれていた人、無理矢理に送りつけてもまあ迷惑しないだろうという人に送った次第です。「うわぁ素人!くっさー」「やめろうやめろうすぐやめろう」「へぼいしょぼいきしょい」と言った苦情が来て2度とウクレレに触れなくなるんじゃないか、今はそんな気持ちで胸がいっぱいです。
自分も苦情が言いたいという方は、是非ご一報を。これで何のご一報も来なかったら相当悲しいですが。