ヤワラさんのやる気

Maktab2005-04-11

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20050411-00000027-spnavi_ot-spo.html
やーヤワラさん、V14です。おめでとうございます。今回はどんな発言が飛び出したのか??

「体調は(いい時を100とすると)マイナス100。ぶっつけ本番だったけど、今ある力で戦った。私には記録がやる気になる。やると決めたからには結果を出す」

  • マイナス100。
  • 優勝してマイナス100。
  • 体調不良(マイナス100)でぶっつけ本番、でも優勝。
  • 記録のおかげでやる気が出る。

おもしろいっ!
マイナス100という意味不明な体調でも優勝できるヤワラさん。ぶっつけ本番でも今ある力で優勝できるヤワラさん。自分だけが持っている記録があるからやる気の出るヤワラさん。これさ、最初は「逆境に立ち向かって目的を達成した」と言う風に聞こえるど、よく読むと「今の私には誰も相手にならない」ってことじゃん。ヤワラさんは爽やかに上のコメントを残したのだろうけど、言ってる中身はいつぞやの近鉄監督の「巨人打線はロッテ以下」発言やジャンボ(ゴルフの方、鶴田じゃない方)の「いや〜みんな、弱いね!」に勝るとも劣らない大毒舌である。
まあヤワラさん本人は毒を吐こうなんて考えてはいないのだろう。何てったって自分で「8月14日はハッテンイチヨンですね」とか「前人未到の3連覇」って言っちゃう人だからさ。天然だから仕方ない。だから性質が悪いとも言えるが。
ヤワラ節はまだ止まらない

「人はそれぞれゴールが違う。自分の中で眠るDNАに聞きながら、記録を塗り替えたい」

「自分の中で眠るDNAに聞きながら」
自分の可能性をまだまだ探求する向上心、さすが金メダリスト。我々も大いに見習うべきでしょう。「V14を成し遂げたけれど私にはまだ潜在能力がある」というヤワラさんの深層意識にはあえて突っ込みません。しかしそれらを差し引いてもなお言いたい。「眠るDNA」と「DNAに聞きながら」というレトリックはですね、どうかと思うのですよ。

9月11日は世界選手権。ヤワラさんは30歳で前人未到の7連覇に挑みます。ヤワラさんからますます目が離せません!