行けば、待っているものがある

前の晩ブログを眺めているうちに「こりゃ行けるな。そうだ、行ってみるか」と決心し、準備もそこそこに昼過ぎにスコット11号氏に乗り込んだ。
この時期にしては暑すぎる陽気に汗をダラダラ流しながら下道をひた走りたどり着いたのは足助、アスケ。
17時半会場のところ30分遅れでの到達。息を切らせながらライブハウスのドアを開けたら聴きなれたウクレレと歌声が目の前で展開されていた。「あいあい傘」だ!

行ってきました『ウクレレ☆ダイナマィSHOW!@足助』。Daisy☆どぶゆき&ポマードマン、フロッグスリープ、そしてUkulele Monkeyせいいちさんがひとつのステージに会するというなんとも贅沢なライブ!
生のモンキー演奏はやっぱり映像よりかっこよかった。この日のために作ったという「Love the music」という曲、ついてすぐだというのに涙目になってしまいました。
さて、ふと上を見上げると、

暗闇にDaisy☆どぶゆき発見!!!固まるどぶゆきさん。
実は当方、出演者には全く内緒で来たのだ。大成功。
Monkey演奏終了後、せいいいちさんと念願の対面。

はしゃいで揺れる画面。定まらないピント。
せいいちさんは想像通りの人でした。枯れた笑い声、タバコのにおい、茶目っ気たっぷりなところ、そして音楽。なんだか嬉しくって嬉しくって、二人してはしゃいでた気がする。
さてさて、続いてステージに上がったFROG'S LEAPのお二人、こちらも素晴らしかった。湘南を中心に活躍しているウクレレデュオとの紹介だったのでハワイアンっぽいのかな?と思いきや、独自の魅惑的な世界を歌にしていた。女性ならではの、というと言葉足らずになるけれど、男では逆立ちしても作り出せない二人の世界観に、「ああ、いいっすねえ」と語り合うせいいちさんと俺。男塾な二人。「水道からタツノオトシゴ」と「いちごあめ」が特に良かったなあ。

そしてそして、Daisy☆どぶゆき&ポマードマン!!!歌とおしゃべりの一大スペクタクル!

中京出身のどぶゆきさん、凱旋ライブだけにいつも以上に喜・哀・楽が出てたかな?全部良かったけど、一番は「レレ・ハッピーデイ」。
「小屋」が似合うウクレレ歌うたい・どぶゆきさんの中に、旅芸人だった当方の曽祖父・タブ之介を見るような気が(一方的に)している。大好きなおじいちゃんへの思いを綴ったこの曲が凱旋ライブで歌われるということに、またしても涙目になってしまった。ウクレレパンク、歳か?
楽しかったステージもあっという間におしまい。
最後に出演者全員がステージに上がり、大団円。

いやあーー楽しかった!!!
念願のせいいちさんに会えて、素敵な演奏を聴けて、がっちり握手して、大満足で帰路へ。
別れ際にせいいちさんが車の窓から手を振ってくれた。こちらも手を振って返した。次は一緒にセッションしたいな。
ここ数週間の嫌な事が全部吹き飛んだ。帰りの峠道はバケツひっくり返したような雷雨だったけど、非力なスコット氏がトラックスラー達に煽られて死ぬかと思ったけど、気にしない!
またライブやりたいなあ、と思ったのだった。ピース!