両手いっぱいのピース!


今年も明日でおしまい。あーあ、いろんなことがあったなあ。
信州に帰ってきてから何年か経つけど、今年が一番自然に触れた。
小雨とガスにぶるぶる震えながら登った燕岳

落石の恐怖に怯えつつヘロヘロで這いつくばった白馬岳

ストーブ忘て引き返した雨の餓鬼岳

備わった体力に自信がついた常念岳
と思ったらヘロヘロになった蝶ガ岳

澄み切った綺麗な空気と達成感が仲間を包んで、生きてる感じを与えてくれた。
谷の向こうに見える槍ヶ岳はいつだって力強い。来年は行こう、あの頂に。

 
ウクレレは、失意と自信と決心の一年。
プレイスタイルの否定なんてことも、あったけど、
達人の前に萎縮したことも、あったけど、
全くのアウェイでアンプ有り、マイク無しで絶叫して、踊れた。


ビール片手に400人を相手に弾いて、心臓に毛が生えた。

遠くの仲間も、身近な仲間も増えた。


夏らしい夏があった。

それで、この楽器と、この楽器から生まれる縁に、とことん時間をかけることに決めた。
 
山に登ったり 川を渡ったり
ウクレレ弾いたり 歌ったり踊ったり
武藤になったり 猿になったり・・・
そして、それぞれの場面で発せられた、心をトン、と打った名言、名言、名言。
今年は本当に楽しかった、なあ。
 
いつまで続くか知らない。ただ、この夏みたいな日々の、恵まれた環境に感謝。友達に感謝。タブ家に感謝。みんなに両手いっぱいのピース!