創作の秋

気候がそうさせるのか、ここ数週間の山行の効果か、はたまた仕事が忙しいからなのか。リズムが頭に降ってきた。メロディじゃなくてリズムが。
ラララランラララーラーララー♪
このところ色々浮かんでくる。いろんなことを思い出す。フランスの田舎町で出会った少女のこととか、その友達のピストルズTシャツのあんちゃんとか、学生時代にネチネチ愚痴ってたら当時の彼女にぶん殴られたこと、ハマからアレッポに向かうハイウェイで軽トラの荷台で飛び跳ねたこと、「僕はムスリムにはなれない」と宣言したときにムスタファ先生の笑顔の下にあった深い色の目、ある時「本当に尊敬できる男は今の彼とお前だけだよ」と初恋の人に言われ、混乱のあまり言うに事欠いて「はは、照れるな」と最低に格好悪い返事をしてしまったこと、糖尿病の祖母が使ったインスリン用注射針の山、留年が決まったときに途方にくれて歩いた桜木町への道、くしゃくしゃしていた3年前の日曜日、老犬と寝そべった夏休み、サイードの人生と自分を重ねてみたアパート。エトセトラ、エトセトラ。
色々浮かんで来すぎて困るので歌でも歌おうかしら、と思う。そうするとリズムになる、時々メロディになる。気が向いたときに書きとめたら数曲たまってきた。11月くらいまで溜め込んでまたCDにしようかな、なんて思っている。
手と手を握り合い〜 You never can't tell を踊ろう〜♪
ラララランラララーラーララー♪