巻きタブ、エゴグラム分析を受ける

パンクスというのは刹那主義・虚無主義であるからして誰の指図も受けないし天命も運命も全く信じない。確かなのは「今・ここ・俺」だけ。前しか見えない目ン玉で何も考えずに猪突猛進が身上である。当方も「ウクレレパンク」を名乗るからには上述の主義および行動規範に則るべきところなのだが、一方で当方はサラリーマンという属性を持っており、上司の指図を受けてミッションを遂行し、過去・現状の分析を踏まえてお客様がどうすれば満足するかを常に念頭において提案・実行することが生業である。こんなことを言うと
「かっ、パンクの癖にリーマンかよ、松尾佳代。このオタンコ茄子野郎」
などという謗りを受けた上に菅直人民主党代表代行に「この二枚舌がっ」と怒られてしまいそうだが、それはちょびっつ早とちり、当方パンクはパンクでも「ウクレレパンク」である。ウクレレといえばゆるさの代名詞。昔「ハワイ王は雨が降ったら執務を休む」などという日本人の根も葉もない差別意識を象徴するような流行歌があったが、一大文化圏を遺したハワイ王朝がゆるかったとはあまり考えられない。しかしながらウクレレが表象するのはこの歌に表現されているゆるさに近い(ちなみにウクレレを作ったのは西欧人である)。このゆるさはあらゆる意味を飲み込み、既存の境界線を曖昧模糊としたものとするしてしまう。
例えばウクレレほど素材・亜種を拒まない楽器は他に無く、桐ウクレレ、ココナッツウクレレ、パンジョレレ、プラスチックレレ、ギタレレ、エレレレ、フライングVレレ、廃屋レレ、シガーボックスレレなどなど、枚挙に暇が無い。他の楽器なら「そんな素材では同じ楽器とは認められない」或いは「もう楽器じゃなくて玩具だね」といわれそうな物でもウクレレでは立派に「ウクレレ」として認められる。ウクレレという言葉に感染すると、既存の価値観がゆるゆるになり「まあ、ウクレレだからいいか」という意味不明な「だから」がまかり通ってしまうのだ。
其れパンクもまた然り。すなわち「ウクレレ」の持つゆるさが「パンク」のスタンスを曖昧模糊とした状態にしてしまう。結果、今ここがすべてだけど月給は欲しい、自分さえ良ければいいけど顧客満足度も訴求したい、というパンクなりそこねサラリーマンの相反する願望は「パンク」の前に「ウクレレ」を付けることで見事に両立するのである。ピース!
さて、本題。ゆるゆるのウクレレパンクは口では「運命なんて自分で決めてやる!ブルースを蹴っ飛ばせ、アッポー!」といっているが内心自分がこれからどうしたらよいのか不安で堪らないのである。なので心理テストなどがあるとホイホイと受け毎度毎度一喜一憂している。今回もふとしたきっかけでやってしまった。
興味のある方・自分でもやってみたいという方はこちらのサイトをご覧いただきたい。
さてさて当方の結果はというと・・・

1.性格
好奇心や冒険心が旺盛で、現実放なれのした夢を追い易いタイプです。願望や空想が独り歩きしやすい性格で、理性や知性が感情の変化に振り廻されがちです。責任感や同情心、社交性などは極く標準的で、特に指摘すべき所は有りません。性格的に一番の泣き所は、難しい問題に直面した時の冷静な計算に基づく、分析力と判断力の乏しさです

2.恋愛・結婚
容色、コケットリー、機転などの優れた相手を求めたがる傾向が有ります。そして、それ等の外面の美や楽しさを求め過ぎる余りに、その事にのみ心を奪われて、相手の性格面の重大な欠陥を見落としがちなタイプです。又、総合的評価をした場合の自分との釣り合いなどについても、等閑視しがちなので、別居、離婚など愛情の破綻に十二分の注意をしなくてはなりません

3.職業適性
好奇心に溢れたタイプなので、才能次第ですが、芸能、美術、デザイン、広告宣伝などの分野に適性が有るでしょう。エンジニアとか電子産業技術者の様な地味で緻密さと忍耐力を要求される仕事は、かなり不向きですし、警官や刑務官の様に、自分を空しくして、規則の適用や秩序の維持に当るような仕事は全く不向きです。

4.対人関係
我儘なのですが、群れの中に居なければ、人恋しくなるタイプです。現実を直視しながら長期的、合理的な人生計画を練る事が苦手なので、不愉快な事や苦しい事に直面した場合、逃避的な人付き合、(例えば、酒呑み友達、ギャンブル友達)に溺れる危険性があります。

くはあ!