Maxさんと歌おう(別バージョン&5/1,2 ウクレレセッション記録)

Maxさんのセッションからはや3日。Youtubeに掲載した動画は過去にないハイペースでアクセスが増えており、うれしい限り。皆さんご視聴ありがとうございます。
もう気づいている方もいると思うが、今回の動画には2バージョンある。このページに掲載した「曲+Maxさんへのインタビュー版」とは別に、「曲+Maktabの禅問答版」というのがあり、MaxさんのYoutube Channelで掲載している。こちらも是非どうぞ。

今回のセッション中にやったこと、思ったことをいくつか書こうと思う。
1日のお昼にMaxさんと会って、パスタ屋で麺を食いながら打ち合わせとインタビューの撮影。その後公園へ移動して演奏風景を収録し、Max家に戻って音作り。夕食を食べてから編集に取り掛かり、Maxさんが徹夜で仕上げた映像に僕が字幕を被せ、レンダリング。完成したのは2日の12時ごろだった。レコーディングにほぼ丸々24時間かけたことになる。
長かった。完成版を出力したころにはヘトヘトだったと思う。けれど二人とも元気いっぱいだった。思っていたものができたという興奮と充実感が体中を駆け巡っていたから。
とにかく今回は興奮の連続だった。まずMax家ではこれまでの演奏に使用されてきたアイテムや施設、たとえば「タンバリン」「キーボード」「ダンボール」「ヘルメット」「マフラー」「ダンボールを蹴っていた部屋」「Bosko&Honeyとセッションした部屋」「社有車」など、Maxマニアにとってたまらない物・場所の数々を見る事ができた(腹筋台は発見できず)。正直、僕はこれだけでもうおなかいっぱい。
パスタ屋での打ち合わせと撮影。ほぼ同じようなイメージを持っていたので麺が出てくるまでに撮影内容を決められた。「お互いにインタビューするために質問をそれぞれ考えよう」と決めて質問を書き出したところ、二人とも最初の質問が「なんでウクレレパンクなの?」。なーんだ、思ってること一緒じゃん。Max版、Maktab版の動画とも同じ質問項目になったのはこれが理由。
麺を食べる風景もちょっと演奏も撮影した。ここで僕はMaxさんのウクレレパンクロッカーたる所以を知る。ちょっとオスマシして食べた僕とは対照的に、舌ベロベロ、画面いっぱいに食いっぷりを見せ付けるその姿はまさしくパンク。正直面食らった、「麺を食ってる」のはMaxさんなのに。
冗談はさておき、やっぱすげえなあと思った。そしてこちらの心にも火がついた。
公園での撮影。「思いっきり弾けたいから誰もいない公園にしよう」と決めて行ってみると、以外にもまばらに人が・・・だが先ほどのパスタ撮影で高揚していた二人は次々とアイデアを出しながら階段、芝生、ブランコ、アスレチックと思いつく限り絵を撮った。子供たちに興味をもたれたり保護者の方に怪しまれたりしたがそんなことはお構いなし。子供がいない隙を狙って汽車ぽっぽの前でツイストもばっちり撮影。
Max家へ戻って音作り。ほぼ一発OK. 今回の曲は僕が希望したもの。きっちりと演奏を仕上げてくるあたり、さすがMaxさん。
その後風呂屋で一息つき、ビール飲みながら編集作業を開始。Maxさんがビデオを切り貼りして、僕がインタビューの英語訳。ところがしばらく訳をやっているうちに睡魔が・・・前日仕事が遅かったのと朝からずっと運転してたので疲れが溜まっていたのか、あっという間に酔いが回ってしまった様子。「Bosko&Honeyとセッションした部屋」にてせっせと編集するMaxさんと尻目に、「ダンボールを蹴っていた部屋」で泥のように眠ってしまった。
5時間後。
起きると映像編集が終わっていた。Maxさんが徹夜で仕上げてくれたのだ。「観て観てす巻きちゃん、すげーいい感じに仕上がったよ!!」寝てしまったことにはまったく触れずに、嬉しそうに映像の出来を見せようとしてくれるMaxさん。再生を押すと、そこにはすでに字幕を入れるだけとなった作品が。
恐れ入りました。やっぱり Max the Ukulele Punkrocker はすごい人です。
というわけであとはお茶を濁す程度に僕が字幕を入れて完了。字幕入力時もMaxさんはずっと起きていてアドバイスしてくれた。
MaxさんにYoutubeへのアップロードをお願いして僕は家路についた。嵐の峠を二つ越えるという過酷な帰り道だったけど、気分は軽やか。
用事で街により、夜23時ごろMaktab家に戻ってくると動画のアップロードが完了していた。Maxさんはまだ起きていてくれた。たぶん40時間以上起きてるはず。うわっ、この人やっぱすごい・・・。
というわけで、超人Maxさんのおかげで非常に楽しい充実した時間を過ごすことができた。ありがとうございました。
いい歳こいて公園で歌って踊って夜も寝ないで趣味にのめりこんで(僕は寝ちゃったけど)インターネットに動画上げて喜んで、傍からは馬鹿に見えるかもしれない。馬鹿で結構、こちとら楽しんでるんでね。またやります。
今回一番強く思ったこと。やっぱ自宅でソロ活動より、誰かと一緒にやる方が断然楽しい。今後もセッションの場を作っていこう。Maxさんとはまたやりたいし、ほかの人とも機会を作ってセッションしていきたい。またどこかの公園や駅前に現れて、わーわーと楽しくやろう。
さあ、次はどこへ行こうかな?ピース!