Risa復活!血沸く

Maktab2008-02-03

ついにRisa Electric Tenorの専用弦を取り寄せた!一昨年の年末に切れてしまった弦。
早速張りなおした。
このテナー、弦の数とフレットの押さえ方のみウクレレで、それ以外は全てエレキギターストラト)仕様という代物である。弦もギターと同じスチール製。ただし弦数は4本でギターよりも短いので、単純にギター用の弦を使うわけにもいかない。ギターに詳しい人なら適切な弦を選べるんだろうけど、ウクレレしかできない私にはさっぱり検討がつかないので、ドイツのRisa本社から専用弦を取り寄せた次第である。
一昨年弦が切れたあと、ずっとほったらかしにしていた。なぜかというとこのテナー、非常に弾きにくいのだ。ウクレレに比べて弦が硬いし重いし、バランスが悪くってちっともうまく弦を押さえられない。買ってしばらく、早々にお手上げ状態になった。その後も何度か挑戦したんだが全くコントロールできず、弦が切れたところで完全に諦めてしまった次第。
それでもやっぱり諦めきれず、弦を張りなおして再挑戦である。よーし、やるぞ。
と思った、取替えに30分もかかった。普段のナイロンやカーボンとは勝手が違うなあ。いきなりめげそうである。
気を取り直して、調律後ストラップをかけて弾いてみる。硬いなあ、やっぱりスチールは硬い。鉄線が指先に食い込んでくる。まずは一曲。
あ、あれ?なんか弾ける、弾けるぞ!
確かに相変わらず弦は硬いし図体は重い、でも一昨年弾いていた時に比べ、明らかに弾けるようになっている。全くできなかったセーハもできる。カッティングもできる。ハイコードも問題ない。
こ、これはいいぞ!
思わず手持ちのレパートリーを一通り弾いてみた。おおお〜できる!楽しくなってきたのでアンプをつなげてもう1サイクル。楽しい、楽しい!よしっ、もうちょっと弾いたら録音だっ!
プチッ!
切れた。弦、じゃなくて指先が。
やっぱり鉄は鉄硬かったっす。カーボンで培った指では柔すぎました。もうちょっと弾きたかったけど、やむなく中断。録音も来週に繰越。
左薬指の先が横に鈍く裂けている。今こうしてキーボードを打っていると時々痛い。けれど心地よい痛みだ。
直ったらまた弾くぞ!