ザ・ピジョン・ディテクティヴズ

ヒット、久々にヒット。

Wait for Me

このところずーっとラモーンズを聴いていて、別に飽きていないからこれからもずーっと毎日聴きつづけてもよいのだがそれじゃあ脳に刺激がいかなくなって歳を取ってしまう。こりゃあいかんなあと思い久々にレコード店に行ったのだが、ずーっとラモーンズを聴きつづけていたせいで今のモードというのがよくわからなくなっている。
その証拠に今日は二度も”K”に騙された。まず、ボニーピンクだと思って手に取ったCDはベニーKだった。誰にも突っ込まれてないけど恥ずかしくなった私はそそくさと場所を移動。すると眼前に『クリスタル』という文字。「あっ、クリスタルキング復活か？」とCDを思い手に取ったのだが何かおかしい。ジャケットに映っているのは男2人組みではなく、進駐軍に孕ませられた私生児みたいな顔の女性だ。よく見るとそのCDは「クリスタルKay」の作品であった。こみ上げてくる恥ずかしさに耐えられなくなった私は邦楽コーナーにいたたまれず、そそくさと洋楽コーナーへと移動した。
と、そこで視聴したのがこのCDである。
ふにゃっとしたボーカル、シンプルで鋭いリフを繰り返すギター、13曲で38分、一回聴いただけで気に入ってしまった。即購入。入店前は「そろそろジェイク・シマブクロでも買って真面目に聴こうかなあ」なんて気持ちもあったのだがそんな気持ちはぶっ飛んだ。ついでに下記4点購入。

LIVE Another Summer [DVD]

Live Shock Loft ニューロティカ×フラワーカンパニーズ [DVD]

箱男 (新潮文庫)

深い河 (講談社文庫)

表へ出るとまだ日が高く雲も少なかった。上機嫌になった私はガソリンを1,000円分入れると山へ向けて車を走らせ、林道を延々と走った。展望スポットで友人知人に写メールを送りさらに奥へ奥へ。行き止まりで突っ返し、ああ、返事は来ないかなあなんて思いつつ来た道を下る。気が付くとピジョン・ディテクティヴズは3回転。