ウクレレで何ができるだろう2
「ウクレレビートルズ」にはじまり「ウクレレウルトラマン」「ウクレレモーツァルト」「ウクレレ北の国から」と、ジャンルの曲をウクレレだけで演奏したアルバムがここ数年リリースされている。秀作ぞろいである。
- アーティスト: オムニバス,はじめにきよし,ラウラ,ウクレレえいじ,KAWAIHAE,ワタナベイビー,キセル,choro azul,関口和之&IWAO,バンバンバザール,栗コーダーカルテット
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: CD
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- アーティスト: オムニバス,栗コーダーカルテット,芦澤和則,ラウラ
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/04/05
- メディア: CD
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実に力が抜けていて良い。
こうした作品に共通しているのは、「ウクレレっぽくない音楽」を「ウクレレでハワイっぽくしてしまう」という意図があるということ。別の言い方をすると、どんな位相を持つ曲もウクレレでハワイアン化していると言うことである。本当にとってもいい方法論だと思うし、よい作品を作っていると思う。この力の抜け方はたまらない。バルタン星人も思わず踊る。
で、世の中には逆の発想をする人もいる。すなわち「ハワイハワイしたウクレレ」を「ウクレレっぽくない曲で脱ハワイ化してしまう」という楽しみ方である。たとえば何度かここで紹介したグラスゴー在住のGUGUGさん。
「ワンツゥッスィーフォッ!」ジュディイズァパン♪である。奏でているのはウクレレなんだけどやってることはスキッフル。名づけるとしたら「ウクレレ・ラモーンズ」といったところ。
わりと雰囲気はハワイに近いかもしれないけれど「ウクレレ・モンキーズ」もいる。
ウクレレ・ゼルダの伝説もいる
そんなわけでウクレレは結構自由度が高い。ハワイアンじゃないものをハワイ化してもいいし、ウクレレを非ハワイ化してもいいのだ。ウクレレなら何をやっても許されるのだ。
こうしてブログ書いている間にも色々なアイデアが浮かんでくる。「ウクレレ・細川たかし」「ウクレレッドホットチリペッパーズ」「ウクレレオアシス」「ウクレレウルフ」「ウクレレ・淡谷のり子」「ウクレレ西部警察」・・・アレンジは自分次第なのだ。