ウクレレで何ができるだろう

YouTubeで「ukulele」と検索したらいろんな人たちのウクレレっぷりを見ることができた。今日はその紹介。
と、いいつつ、まずはウクレレと関係ないけど
"「タリホー」"
かっこいい!
まずはプロのハワイの人。ジェイク・シマブクロ氏の演奏から。
ウクレレと聞いて人がまず連想するのは「高木ブー」と「牧伸二」であり、それは頭部に怪我をして保護のために白いネットをかぶっている人を見かけたとき「メロン」と連想するのと同じくらい高い確率である。もっとも、頭部にネットをかぶった人なんて滅多に見ないが。もとい、シマブクロ氏はウクレレ界では相当な有名人。現在実力、人気ともに群を抜いているわけである。ゴタクはともかくとして、聴けばわかると思います。
"シマブクロさんの演奏"
どうでしょう?すごいでしょう?これからウクレレ始めようかと思っていた25歳以上の貴方、「こりゃあ無理だ、ひーん」て思ったでしょう?巷のウクレレ入門書には「ウクレレはとってもカンタン!」なんて書いてあるけど「んなこたぁない」とタモリの物まねしたくなるでしょう?もし私がアメリカ人なら訴えるね、「この本には『ウクレレはとってもカンタンで誰でも楽しめる』と書いてあったが、『ジェイク・シマブクロみたいに演奏できるようになるとは限らない』という注意書きがどこにもなかった。欠陥商品だ!」って。なんてったって、猫洗って毛を乾かすために電子レンジに入れて爆死させた主婦が、「悪いのは『猫を電子レンジに入れるな』と注意書きに記しておかなかったメーカーだ」ってことで家電メーカーを訴え、勝訴しちゃうロックンロールな国である。ひょっとしたら私も勝訴するかも知れない。そしたら5億円くらい入るだろうから、そのお金でシマブクロさん呼んでウクレレ弾いてもらおうと思う。
もといもとい、絶望する勿れ、ほかの楽器がそうであるようにウクレレも、シマブクロさんのようなテクニークがなくとも十分楽しめる楽器である。確かにはじめのうちはコード押さえるのが大変で憤慨のあまり家庭裁判所を地図で探したくもなるけれど、3つコードを覚えたらもう歌って踊れるんである。おなじみ高木ブーさんのレッスン
"カイマナヒラby Takagi Boo!"
FCG7
上記3つのキーを覚えるだけで今すぐハワイ人である。たとえば今貴方が何かの場面で王(キング)と呼ばれていたとして、この映像と同じ演奏ができるようになったとしたら貴方は「ハワイ人」で「王(キング)」だからハメハメハ大王である。これで貴方は降雨を理由に会社を休むことができる。もっとも本当のハワイ人は勤勉だけれど。
もといもといもとい、ハワイ王になりきる必要はないが大事なのは楽しむということ。そして好きな曲を思いっきり唄うのがいい。で、恥ずかしがらず友達に披露したりインターネットに載せたりするのがヨイと思う。
"この人たちみたいにね"
何かになり切って弾くのもヨイ
"おーいえ、おーいえーぃぇぃぇぃぇ"
ちなみに元ネタになっているラーモン一家の演奏は下記
"おーいやぁ、うぉーいえぁっ"
どうだろう、わかってもらえただろうか?カッコよくて、国産なら2万円以上でハワイ産なら3万円以上するウクレレがあれば最高のウクレレライフが楽しめるのである。裁判所なんか探してる場合じゃあないのだ。
だから早速近所の楽器屋さんに行くのだ。エンジョイウクレレのある生活。ぅおーいえぁっ!