右の大砲の謎

カープファンなのにも関わらず、江藤の引退を聞いたとき「ああ、そうか」くらいしか思わなかった。
何故かよくわからないが、所謂「右の和製大砲」があまり好きじゃない。
4番ファースト、あるいはサード、時々レフト、打率2割8分、28本塁打、打点90、盗塁2くらいの選手。具体的には広沢、垣内、岸川、石井ひろろう、原、中村紀洋、村田、山崎武、あたり。左打者で捕手だけど、昔ホークスにいた吉永もこのカテゴリに近い。あと松中も。
みんな良い選手だし、本塁打を打つときはすごいなあと思う。でも、なんか好きになれない。
同じくらいの成績でも、池山とか小久保とか宇野とか、セカンド、ショートを守れる選手だといいんだけど。
一方で、緒方と立浪の引退を聞いたとき「遂に引退か・・・残念だなあ。いい選手だったなあ」と思い感傷的になった。1,2番あるいは6番で守備位置はセカンド、ショート、センター、ライト、打率3割2分、盗塁20みたいな選手に愛着が湧く。石井琢郎、野村、正田、松井稼頭央、前田、篠塚、辻、平野、和田、東出、中島、うーん、良い選手ばっかり。
この違いは何なのだろう。よくわからない。