寝正月の随筆

普段あまり私用で携帯電話やメールを使わなかったり、穀潰し時代に不義理を続けたりしたものだから、この正月は年賀状も来ず、誰にも誘われず、家でお笑い番組を見て過ごした。この寝正月に思ったことをいくつか。

  • 何を以って正月が来たと感じるか、人それぞれ色々あると思う。私にとってはここ数年、ケーシー高峰の医学漫談を観る事こそが正月である。氏の「くだらない駄洒落を医学に混ぜて難解に語る」という芸には実に見習うべき点が多い(何のために見習うべきなのかは不明だが)。ところが今年、あろうことか氏の出演番組を見逃してしまった。これじゃあ正月を感じられないではないか!と焦ったがこれは杞憂、きちんと正月は来ていた。だって、マギー司郎のマジック観れたから。
  • 通勤途上、および連休のドライブ時にいつも思うのだが、なぜか日産ラシーンに乗っている女性は美人である。一体どういうことなのだろう。
  • 今年の目標。よく行く服屋の兄さん、よく行く楽器屋の兄さん、よく行くインド店の姉さんと目を合わせて話せるようになること。美容室でカットを担当してくれているヤマー君と打ち解けること。
  • この「はてなダイアリー」には、過去の日記を実際の本にするサービスがある。一冊からできて値段もそんなに高くない。かれこれ4年近く使っているので結構な文章量があるはず。一度やってみようかと思う。
  • 新年一発目のメールで「あけましておめでとうございます」という挨拶が来た。でも送り主が誰なのかわからないので困っている。
  • 原油高のせいで、いずれはウクレレ弦も値上げされるんじゃないかと思う。あと油汚れ落とすクロスとかピックとかも。今のうちに買い込んでおこうか。
  • プロレス実況の古館伊知郎が好きだった。誰も思いつかないような形容表現の連発がレスラーの強さにファンタジーを付加し、ベビーフェイス・ヒール両方のレスラーに感情移入できる構図を作ってくれたからである。けれどニュースキャスターとしての古館伊知郎は嫌いだ。大げさな形容表現がニュースの本質をぼかす上、ニュースに悪者・被害者という構図を作ってしまうからである。
  • しばらく本気で「愛してる」って言ってないなあ。くわっくわっ。