一年分のありがとう

本日、無事帰宅しました。出張中も沢山アクセス&コメントしていただき、感謝感激です。
今年は中国で仕事納めをしたことになるわけですが、思えば仕事始めも中国でした。色々と目まぐるしかったこの一年を象徴しているようで、我ながら苦笑しています。
この一年、本当に色んなことがありました。
仕事では前述の通り、日本と海外を行ったり来たりの日々でした。2年目でまだわからないことが多い中、春から新しい業務も担当になり、本当に手探りの毎日。貢献できることは少ないけど、フットワークの軽さでは誰にも負けないようにしよう。そう思って一年間取り組んできたら、8回も海外出張していました。そしてどの出張も貴重な経験でした。リスク覚悟で送り出してくれた上司・同僚、仕事・生活両面でサポートしてくれた現地の方々、そして出張前後および出張中に励ましの便りをくれた皆さんに感謝です。ありがとうございました。
今年に入って始めたことといえば、山登りです。2月に雪山ドライブで近所の滝へ出かけ、翌週に馬佐岡さんとケーニーさんを徒歩で案内したのが最初。依頼、20回くらい登山したと思います。
最初の滝見物で何故か滝行し、馬佐岡さんとケーニーさん大爆笑、僕は凍えて散々でした。でも山を嫌いにはなりませんでした。それどころか、登れば登るほど山行が好きになっていきました。山では自分の足でしか前にも後ろにも動けなくて、とても苦しいけれど、どんなに運動神経が鈍くても動いた分だけ結果が出る。足が遅くても体力がなくても、歩を進めれば必ず頂上に着ける。そして頂上での感動は歩いた分だけある。歩いた分だけ自信がつく。山歩きを重ねるうちに、いつの間にか毎日に自信が持てるようになりました。前よりも堂々と生きることが出来ています。そして、いじめの記憶と交じり合ってずっと嫌いだった晴れの日を、心待ちにするようになりました。
僕を山へ誘ってくださった皆さんと、いつも僕を迎えてくれる山々に感謝です。あっ、帰りの温泉施設にも。ありがとうございます。
山でのアウトドア経験をきっかけに、車中泊での小旅行をするようになったのも今年でした。春はファーレスさんご夫妻、ファーレスさんのウクレレ、そして長谷の観音様に会うために神奈川へ。夏には一人で気の向くまま心遊ばせ、姫川・富山・五箇山白川郷へ。秋には関ゲル誘いたって2人、諏訪湖畔で震えながら中日ドラゴンズクライマックスシリーズ出場決定を確認し、勢いを駆って諏訪湖よりもっと冷え込む清里へ。
どの旅も心を洗ってくれました、忘れられない思い出です。来年はどこに行こうかな?
旅先で待っていてくれた人、旅を共にしてくれた人、そして休息の地を与えてくれた道の駅に感謝。ありがと。
そして、ウクレレを通じた色んな出会いがあったのも今年。

ここ数年ずっと「自宅でソロ活動」状態が続いていて、それはそれで楽しいのだけれど時々気が滅入りそうになっていました。でも今年になってヒロさん、ひでさん、チーちゃん、た〜ちん、Maxさんhasserさんはじめ、多くのウクレレロックンローラーと知り合う機会に恵まれました。みんな「ウクレレ」と「ロックンロール」両方に魅了された人たち。丁寧に生きようとして、ちょっと失敗して、ウクレレに励まされて、ロックンロールに癒されて、うまくいかなくって、それでも笑って歌える人たち。
11月にひでさん、た〜ちんに会った時、まるで同級会みたいに話をしました。初対面が本当に苦手で、人見知りが激しくて、月に一回は行く服屋や楽器屋さんとも仲良くなれず、合コンで空回りしてばかりのこの僕が。本当に不思議な感覚だったし、本当に嬉しかったです。
ウクレレやっててよかった。心からそう思える一年間でした。みんな、ありがとう。
音楽のことでもう一つ。
気がついたら今までで一番多く音楽CD/DVDを買った年になりました。
GREATEST HITSLondon CallingSOUL電波CAVE PARTY(初回生産限定盤)(DVD付)TEARDROP(初回限定盤)(DVD付)世田谷夜明け前ロロサエ・モナムール50回転ズのギャーヘイル!ヘイル!ロックンロール(完全限定版 4枚組コレクターズ・エディション) [DVD]END OF THE CENTURY (初回限定版) [DVD]ウェイト・フォー・ミー
金銭に余裕ができたこと、ウクレレロックンローラーのみんなに刺激を受けたこと、欲しくなるような内容が発売されたこと、色々理由はあるけれど、結果として今言えることはただ一つ。どの作品も素晴らしい出会いでした。サンキュー!
たくさんの出会いが会った一方で、別れもありました。祖母が春を前に世を去り、ごつごつした手の温もりは記憶の中に残るばかりです。そういえば『The KKK took my baby away』に日本語歌詞をつけたのも今年でした。
愛別離苦、出会いは別れの始まりというけれど、それでも僕は人との出会いを喜ばずにはいられません。だから、今、目の前にいる大切な人たちとの時間を、精一杯生きたいです。いつも心に「有難う」を。
と、なんか説法みたいになってきましたね、すんません。
喜怒哀楽いろいろあったけれど、総じて楽しい一年でした。皆さん、本当にありがとうございました。

ピース!