タイガーバーム

タイガーバームは一体何の薬なんだろうか?諸説入り乱れていてわかりかねている。
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生まれてこのかた、タイガーバームは虫刺されの軟膏だと認識していた。それも腫れを引く効能はなく、ただ単に「スーッとする感じで痒みを一瞬忘れさせる」だけだと思っていた。
ところが最近、色々な方からタイガーバームの使い方を聞かされ、しかもそれらが皆異なっているので非常に混乱している。曰く

  • 肩こりを抑える薬
  • 筋肉痛の予防薬
  • 目に塗ると眠気覚ましになる
  • 咳に効く
  • 指や足のひび割れを抑える

なとなど。守備範囲の広さ、実際に効能があるかどうかわからない点、どちらもオロナイン級である。
そこで私は一計を案じた。各症状にタイガーバームを塗り、どこに最も効いたか結果を分析すれば本来の効能がわかるというものだ。ふふふ、我ながら素晴らしい発想力。だてに詰め込み教育受けてたわけじゃないわ、はっ。
早速薬箱からタイガーバームを取り出し、ダニに食われた足、凝っている肩、筋肉痛の腕、瞼、喉、足の甲と、効能があると言われている部分全てにこれを塗りたくった。待つこと数分・・・
体中がスースーした、喉の奥が冷たくなって声が出せなくなった、瞼が痺れて目を開けていられなくなった。
外はもう秋、気がつけば日付が変わっている。タイガーバームを塗りたくった30前の独身パラサイト、居間で一人悶絶。