ロックンロールとは何か、はうあっ

職場の新人、みーさんと会話(一部脚色有り)。
みー「巻きタブさん、出張にウクレレ持ってったんですか?」
巻き「うん」
みー「へえーすごいですね」
巻き「いやいや。出張中はさびしいからさー、あるといいんだ」
みー「さびしいんですか?」
巻き「うん、治安悪いからあんまり外歩けなくて、仕事場とホテルの往復で一日が終わっちゃうんだ。なかなか日本の友達とは連絡取れないし。現地の人と遊ぶこともできるけど彼らも仕事があるし、あんまり引っ張りまわすのは悪いからね」
みー「へえー」
巻き「結構練習するよ、日本にいるときよりしてるかも」
みー「巻きタブさんが演奏する曲って、ケーニーさん(職場の先輩)とかがカラオケで歌うようなやつですか?」
巻き「うーんちょっと違うかなあ」
みー「でもケーニーさんはロックが好きですよね?巻きタブさんもウクレレでロックやってるじゃないですか」
巻き「違う違う、僕がやってるのはロックンロール」
みー「えっ、同じじゃないですか」
巻き「違うよう、ロックじゃなくてロックンロールなんだ」
みー「・・・わからないです。どこがどう違うんですか?」
巻き「うーっ、んんーと・・・と、とにかく違うんだ。ロックンロールなんだよー。聞いたらみんな楽しくなって、わっはっはって笑っちゃうんだ。理屈じゃないんだよ。ほら、ブルース・リーが言ってるじゃん。『Don't think, feel!』って。」
みー「は、はぁそうなんですか。でもブルース・リーってアクションスターですよね?」
巻き「音楽をやってるかいないかは関係ないんだよー。ロックンロール、ううーん。あ、そうだよ横山剣だって言ってるよ『考えるな、感じろ』って」
みー「横山剣って誰ですか?」
巻き「はうあっ・・・」