趣味人ぽい

ちょっと紹介。
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さてさて
愛着というのは一緒にいる時間が長ければ長いほど沸くもので、愛するものを失うことがいかにつらいかは誰しも知るところ。お釈迦様も「愛別離苦」なんて言葉を残している。別れるのが悲しいから新しい人と知り合うのはやめる!なんて人も中にはいるけれど、大抵の人は愛別離苦を知った後、目の前にいる人を大事にするものである。
なんかちょっと偉そうな説教垂れてしまった。ええと、人だけでなく物に大しても同じことが言えるわけです。ウクレレと戯れれば戯れるほど、いろいろとウクレレのメンテナンスを気にするようになりました。
で、買ったのがクリーニング・クロス。ウクレレを演奏する時はどうしても腕や胸、指を楽器にあてるので、汗が木についてしまう。柔らかい布で拭けばいいんだがラッカーは落としたくない。そこで登場するのが専用のクロスである。時間をかけて拭くと皮脂がしっかり落ちるし、ピックや指の摩擦で生じたラッカーの剥げもある程度ならされる。これが、拭けば拭くほど綺麗になるから熱中してしまうのだ。最近は練習しない日でも楽器磨きだけをすることがある。「使う前より美しく」みたいなこと考えて、さながら子供の頃のリーダー研修会みたいである。
よく日本刀マニアのご隠居が耳掻きの綿みたいなやつで日本刀を「ぽんぽんぽんぽん」と叩いて掃除している(まあテレビでしかみたことないけど)。あんなことして面白いのかなあと思っていたけど、最近わかるわあの気持ち。
今朝も磨いてしまった。いけね、仕事いかなきゃ。